敷板と足場板の違いについて
2024/01/01
足場工事を行う際に、敷板や足場板を使うことがあります。
しかしどちらも板で見た目が似ているため、同じものとして捉えている方も多いでしょう。
そこで今回は、敷板と足場板の違いについて解説します。
敷板と足場板の違い
敷板とは
敷板は、地盤が不安定な現場において足場が沈まないようにするためにジャッキの下に敷く板です。
地盤が不安定な場所で作業すると、安定感が失われてとても危険です。
とくに建設現場は危険な作業を伴うため、まずは敷板で地盤を安定させて安全を確保したうえで作業を行います。
また、地盤が不安定な場所は土がボコボコになりやすく、重機の横転や足場の崩落など重大な事故につながることがあります。
そういった事故を防ぐためにも敷板が必要なのです。
足場板とは
足場板は、足場を組んだ際に足元に敷く板です。
足場板を設置することで作業効率と安全性が向上します。
しかし、足場板が劣化して強度が落ちていると、作業中に足場板が壊れて作業員が転落する可能性があります。
そのため、足場板は強度が高いスチールやアルミ・杉などで作られているものが多いです。
材質ごとにメリットやデメリットがあるため、現場の状況や環境によって使い分けられています。
まとめ
敷板は、地盤が不安定な現場において足場が沈まないようにするためにジャッキの下に敷く板です。
一方、足場板は足場を組んだ際に足元に敷く板です。
どちらも安全対策として敷く板ですが、用途が異なります。
それぞれの用途を把握して、正しい使い方をしましょう。
当社は安全を第一に考えた高品質な施工を行っておりますので、高知や周辺地域で施工をご希望の際は一度ご連絡ください。