株式会社山良組

しゅんせつ工事は何のために行うのか

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しゅんせつ工事は何のために行うのか

しゅんせつ工事は何のために行うのか

2023/01/05

普段の生活で「しゅんせつ工事」という言葉を耳にしたことがある方は、少ないのではないでしょうか。
しゅんせつ工事という言葉は、港や河川で船舶が安全に運航するために必要不可欠な工事です。
今回は、しゅんせつ工事の目的や種類について詳しく解説していきます。

しゅんせつ工事とは

港や河川などの水底にある土砂をさらって、取り除く工事のことです。
取り除いた土砂は埋め立てに利用されたり、建設現場で再利用されます。
しゅんせつ工事を行う目的や種類について、詳しく見ていきましょう。

目的

この工事の目的は、港を利用する船が安全に運航できるよう海底や川底を整備することです。
船舶が海上を安全に運航するには、船底が水の底に触れないよう一定の水深が必要です。
船が通る「航路」や向きを変える「泊地」のしゅんせつ工事を行うことで、座礁のリスクを抑えられます。
また台風や地震などによる災害を受けた時にも、しゅんせつ工事は必要です。
港にたまったゴミや土砂などを取り除き、港の復興を行います。

種類

・ポンプしゅんせつ
船の先端についた吸水管を使い、土砂を吸い上げる工事を「ポンプしゅんせつ」と呼びます。
面積が広く大量の土砂を取り除けるため、大規模工事でよく利用される工法です。
・グラブしゅんせつ
土砂をすくうグラブバケットを海底に降ろし、土砂をつかみ取る工法です。
ポンプしゅんせつ工事を行えない狭い場所や、構造物が近くにある場合はこちらの工法が用いられます。

まとめ

しゅんせつ工事とは海底や川底の土砂を取り除いて、船が安全に運航できるように整備する工事のことです。
台風や地震などで被災した際にも、ゴミや土砂を取り除くためにしゅんせつ工事を行います。
当社は足場組み立て業務を中心に、しゅんせつ工事のご依頼も承っております。

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