くさび式足場の構造とは
2023/01/01
工事現場で使用される足場には、さまざまな種類があるのをご存じでしょうか?
その中でもくさび式足場は、一般住宅や中高層建築などに使用されることが多い足場です。
そこで今回は、くさび式足場の構造について詳しく見ていきましょう。
くさび式足場の構造
くさび式足場は住宅やビルといった建築物の工事から、塗装や仮設ステージにも使われています。
骨組みをハンマーでたたいて組み立てていくので、施工が早く安全性も高いのが特徴です。
くさび式足場の構造は複数の部材で作られていますが、下記では主な4つをご紹介します。
ジャッキ
足場の一番下で、上下の高さを調節する部材です。
ジャッキは、支柱の高さと足場全体の水平を保ちます。
くさび式足場にとってジャッキは「足」の役割をもち、工事の安全性を高めるうえで必要です。
支柱
支柱とは、緊結部が一定間隔ごとについている銅管のことです。
下の方にジャッキを挿すことで、水平を保てます。
手摺
手摺とは緊結部に、くさびと呼ばれるものが左右についている銅管のことです。
主に、くさびを支柱の緊結部に挿して使います。
これにより支柱とジャッキが全体的に囲われ、安定性が高まるでしょう。
踏板
踏板と呼ばれる部材は、両側にそれぞれ2つのフックがついています。
網状になっており、工事を行うスタッフの足場として使われるのが一般的です。
まとめ
くさび式足場の構造は、ジャッキ・支柱・手摺などいくつかで成り立っています。
足場全体の高さや水平を保つなど、それぞれに重要な役割があり工事現場の安全性を高めるために重要です。
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