単管抱き足場とは?
2024/05/01
足場にはいくつか種類があり、現場の状況や環境に応じて適切な足場が選ばれています。
その中の1つに「単管抱き足場」という種類がありますが、どのような足場かイメージできない方もいるでしょう。
そこで今回は、単管抱き足場とはどのような足場なのか解説します。
単管抱き足場とは
柱として立てたパイプと、その両側に抱き合わせたパイプで作った足場のことです。
足場の構成は丸太足場と似ており、安全性が低いことから主に低層の建物用の足場として使われています。
しかし現在はクサビ式足場が主流のため、単管抱き足場が使われる機会は少なくなっています。
単管抱き足場のメリットとデメリット
メリット
単管抱き足場はパイプ同士を繋げて作るため、比較的自由な形状にすることができます。
また、パイプは繋げるだけでなく切断することもできるため、足場の高さや長さを細かく調整することが可能です。
デメリット
単管抱き足場は鉄製のパイプでできているため、滑りやすいのがデメリットです。
とくに濡れているパイプは滑りやすくなっているため、作業中に足を滑らせて転落しないように注意が必要です。
また、床板がなく足場の上でバランスをとるのが難しいのもデメリットといえます。
まとめ
単管抱き足場は、柱として立てたパイプとその両側に抱き合わせたパイプで作った足場です。
パイプ同士を繋げて作るため、比較的自由な形状にすることができます。
その一方で、滑りやすくバランスをとるのが難しいため作業中に転落しないように注意が必要です。
当社は安全を第一に考えた高品質な施工を行っておりますので、足場の組み立てをご希望の場合はお気軽にご連絡ください。