次世代足場の特徴
2023/04/08
これまでは枠組み足場が主流でしたが、最近次世代足場というものが話題となっています。
これはどういったものなのでしょうか。
その特徴をご紹介しましょう。
次世代足場とは
次世代足場とは、これまでの枠組み足場を見直して作られた次世代規格の足場の総称です。
次世代足場登場の背景には、昔と比べ現在の成人男性の平均身長が10cmほど伸びていることがあります。
その状態で安全靴やヘルメットを着用すると、さらに10cmほどプラスされます。
昔の成人男性の規格で作られた枠組み足場を使うと、作業中常に腰を屈めなければなりません。
こうした状況を打開し、もっと安全かつ楽に作業できるよう考案されたのが、次世代足場です。
次世代足場の特徴
次世代足場は、くさび緊結式のシステムで作られています。
作業する場所の高さは各社で異なりますが、およそ1,800~1,900㎜です。
十分な高さがあるので、ほとんどの方が腰を屈めずに作業できるでしょう。
またどのメーカーの足場も、これまでの枠組み足場より作業空間が広くとられています。
足場の緊結部に抜け防止の処置をしている、先行手摺工法を使用しているなど、安全面にも配慮しています。
まとめ
次世代足場は、成人男性の平均身長が昔よりも10cmほど高くなったことから誕生しました。
安全面なども見直されており、枠組み足場よりも安全で楽な作業ができるでしょう。
より安全で楽な作業を求めるなら、次世代足場がおすすめです。
足場は作業員の安全を守る大切なものです。
安全性や作業効率が高い、次世代足場の利用も検討してみてはいかがでしょうか。