吊り足場を設置するための流れとは
2023/01/21
吊り足場は高所での作業が多いため、安全性を保つことが重要です。
設置の際は、有資格者の配置や入念な準備が義務付けられています。
今回は、吊り足場を設置するための流れをご説明しましょう。
設置の準備
高所や空中など不安定な場所で作業することから、安全性を保つための作業準備を行う必要があります。
また「足場組み立て等作業主任技術者」「玉掛け技能講習修了者」といった有資格者による監視や指示ができる環境整備も重要です。
作業準備には、作業員の健康状態・作業内容の確認等打ち合わせも含まれます。
吊り足場の組立
まず第三者への危険を避けるため作業区域をバリケードやロープで囲い、しっかり作業範囲の確保をしたうえで組立作業を行います。
安全装置の取り付け
親綱やスタンションと呼ばれる安全装置を取り付けます。
これは墜落を回避するために、墜落の恐れのある作業床の開口部や通路に設置する防護する設備です。
親御パイプ・転ばしパイプの設置
命綱を親綱にしっかり結び、吊りチェーンの取り付けを行います。
吊りチェーンの設置が完了したら、足場を乗せるため親御パイプをチェーンにかけます。
架け終わったら親御パイプをの上に、足場板を置くための転ばしパイプを取り付けましょう。
足場板
次に転ばしパイプの上に足場板を設置していきますが、使いやすく安全な足場をつくる必要があります。
そのため段差ができないように、端部を突合せで置いていく必要があります。
安全対策
足場板の敷き詰めが完了したら、安全対策を施しましょう。
手すりや必要に応じて巾木を取り付け、落下防止対策を行います。
現場によっては隙間から工具や材料が落下するのを防ぐために、足場の下にネットを張ったり足場自体をシートで覆うなどの対策が必要です。
まとめ
吊り足場を設置するには、作業環境の安全対策が重要です。
安全対策を怠ると、作業員の命や周辺の方とのトラブルへとつながります。
そのため設置の準備は入念に行い、組立作業は一つひとつしっかり行い事故防止に努めることが大切です。